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【企業研修Vol.4】企業研修で使えるゲームをオンライン用、室内用、屋外用に分けて紹介

企業研修では、スキルアップに精を出すあまり緊張感が高くなりがちです。そんな時は、ゲームを取り入れることが非常に効果的です。そこで本記事では、企業研修で使えるゲームをオンライン用、室内用、屋外用に分けて紹介します。企業研修にゲームを取り入れようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

企業研修にゲームを取り入れるメリット

企業研修にゲームを取り入れるメリットを4つ紹介します。

  • アイスブレイクができる
  • 円滑なコミュニケーションが図れる
  • モチベーションの向上につながる
  • チームビリティングが高まる

下記では、それぞれのメリットについて解説します。

アイスブレイクができる

最初にゲームを取り入れることで、アイスブレイクができます。互いに初対面であれば、緊張感も高まっていることでしょう。ゲームを通じてお互いの人となりも理解でき、徐々に緊張感もほぐれていきます。

円滑なコミュニケーションが図れる

ゲームを通じて、参加者はお互いとコミュニケーションを取る必要があります。協力プレイのゲームでは、参加者同士が共通の目標に向かって協力すべく、積極的にコミュニケーションをすることが求められます。ゲームに勝利しようと努力することで、自然とコミュニケーションが増えていき、打ち解けることができます。

ゲームは参加者同士のコミュニケーションを活発化させるための手段の一つです。

モチベーションの向上につながる

ゲームは競争やチームワークを通じて、参加者のモチベーションを高めることができます。競争要素があるゲームでは、参加者は自分の能力を試すことができ、勝利を目指すことでより一層の努力をすることができます。

また、ゲームは楽しみながら学ぶことができるため、参加者の興味を引きつけ、学習意欲を高めることができます。ゲームはルールや目標が明確に設定されており、参加者はそれを理解し、適切な戦略を考えながらプレイすることで没頭できます。

チームビリティングが高まる

ゲームは競争や協力を通じて、チームビルディングを促進することができます。競争要素があるゲームでは、参加者は自分の能力を試し、他のメンバーとの競争を通じて協力やチームワークを高めることができます。

一方、協力的なゲームでは、参加者は共同で目標を達成するためにコミュニケーションを取り、協力する必要があります。これにより、参加者のコミュニケーション能力が向上し、チームビルディングが進むのです。

企業研修で使えるオンライン用ゲーム

企業研修で使えるオンライン用ゲームを7個紹介します。

  • 陽口ワーク
  • 自分史ワーク
  • 人狼ゲーム
  • 共通点探しゲーム
  • 他者紹介ゲーム
  • ジェスチャーゲーム
  • コンセンサスゲーム

下記では、それぞれのゲームについて解説します。

陽口ワーク

陽口ワークとは、陰口とは反対で、相手を褒めるゲームです。相手の魅力に気づけたり、自分の長所にあらためて気づくことができます。お互いの良いところを指摘し合うため、ある程度交流がある参加者同士だとプレイしやすいでしょう。

自分史ワーク

自分史ワークは、自分自身の人生や経験を振り返り、自己理解を深めるためのワークです。自分の経歴を参加者に向けて話し、その後参加者からの質問に答えていくゲームです。初対面で、まだ参加者同士知らない場合は、自分史ワークをすることで参加者の理解を深めることができます。

ワードウルフ

ワードウルフは、1人だけ異なるお題を渡された人を探し出すゲームです。参加者は、それぞれのワードが与えられます。他の参加者のワードが何かわからない状態からゲームスタートです。自分が他の人と同じワードなのか、それとも違うのか、参加者同士で雑談をしながら見つけていくゲームです。1回5分程度で終了するゲームなので、手軽に遊ぶことができます。

人狼ゲーム

人狼ゲームは、参加者が村人と人狼に分かれて行う心理戦のゲームです。参加者はそれぞれ役職を持ち、村人は人狼を見つけ出し、人狼は村人を欺きながら生き残ることを目指します。ゲームは日と夜のフェーズに分かれており、参加者は情報を交換しながら推理や判断を行います。

昼のフェーズでは、参加者は会議を行い、情報を共有しながら人狼を特定しようとします。夜のフェーズでは、人狼は村人を襲撃し、村人は自分の役職の能力を使って人狼を見つけ出そうとします。このように、参加者は相手の行動や発言から推理を行い、自分の立場を守るために戦略を練る必要があります。

共通点探しゲーム

このゲームでは、参加者は共通点を見つけるために協力する必要があります。ゲームはオンライン上で行われるため、遠隔地にいる参加者でも参加することができます。このゲームを通じて、参加者はコミュニケーション能力やチームワークを向上させることができます。

参加者はお互いに協力し、コミュニケーションを取りながら共通点を見つけるための戦略を立てる必要があります。遠隔地にいる参加者でも参加できるため、場所や時間の制約を気にせずに参加することができます。このゲームを通じて、参加者はコミュニケーション能力やチームワークを向上させることができます。

他者紹介ゲーム

他者紹介ゲームでは、ペアとなる相手を決めて、その相手のことを参加者全員に対して紹介するゲームです。ペアの相手のことを皆の前で紹介しなければならないので、お互いのことをよく知ろうとして、コミュニケーションが活性化します。参加者が初対面同士なら、相手のことを深く知ることができるのでおすすめです。

ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは、参加者が身体の動きや手の動作などを使って、特定の言葉やフレーズを表現するゲームです。参加者は、他の人が自分のジェスチャーを見て、それを解読し、正解を当てることが求められます。

参加者は、相手が何を表現しているのかを推測するために、観察力や洞察力を駆使しなければなりません。体を使って表現するので、エンタメ性が高くなり、アイスブレイクとして最適です。

コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームは、チームメンバーが一致した結論を導くためのゲームです。参加者は自分の意見や考えを述べるだけでなく、他のメンバーの意見にも注意を払い、尊重する必要があります。

ゲームの目的は、意見の違いや意図の不一致を解消し、全員が納得できる結論を出すことです。ゲームを通じて、参加者は相互理解を深め、一致する答えを出すことで、チームワークを高めることができます。

企業研修で使える室内用ゲーム

企業研修で使える室内用ゲームを4つ紹介します。

  • マシュマロチャレンジ
  • バースデーライン
  • NASAゲーム
  • 条件プレゼンゲーム

下記では、それぞれの室内用ゲームについて解説します。

マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは、制限時間内にマニュアルを用いて、使ってできるだけ高い塔を作ることを目指すゲームです。原則4人で1チームでプレイするため、より高い塔を作る為にはどうした良いのか参加者同士のコミュニケーションを通じて進めていきます。

塔を作るためには、チームメンバー間での意思疎通や計画立案が重要です。また、失敗を経験することで、問題解決能力や柔軟性も養われます。

バースデーライン

バースデーラインは、誕生日の早い順に並んでいくゲームです。ゲーム中は会話することは禁止され、ジェスチャーのみで順番を決定していきます。ノンバーバルにおけるコミュニケーションが活性化します。道具が不要なので、気軽にプレイできます。

NASAゲーム

NASAゲームは、母船に辿り着くため、15個のアイテムの中から、重要度の高い順に番号をつけるゲームです。多数決ではなく、皆で合意する必要があることから、チームワークが求められます。

NASAゲームの面白いところは、NASAによる模範解答が存在することです。NASAの正解に最も近いチームが勝利となります。

条件プレゼンゲーム

このゲームは、参加者が与えられた条件に基づいてプレゼンテーションを行うものです。プレゼンテーションを通じて、リアルなビジネスシーンを想定した状況を再現することができます。参加者は制限時間内で的確な情報を伝える能力を養うことができます。

企業研修で使える屋外用ゲーム

企業研修で使える屋外用ゲームを2つ紹介します。

  • キャンプ
  • フォレストアドベンチャー・エクスプローラー

下記では、それぞれの屋外用ゲームについて解説します。

キャンプ

キャンプは、自然の中で行われるアウトドア活動で、参加者の関係構築に適しています。キャンプでは、テントを設営して野外での生活を体験します。自然の中で寝ることや、自炊をすることで、普段の快適な生活とは異なる環境での生活を楽しむことができます。

自然の中でのキャンプは、リラックスした時間を過ごすことができるだけでなく、仲間とのチームワークを深める機会でもあります。他にも行動力や主体性などを向上させる効果も期待できます。

フォレストアドベンチャー・エクスプローラー

フォレストアドベンチャー・エクスプローラーは、森の中で出される課題を解決しながらチームワークを磨く体験型のアウトドア研修です。自然の中で問題解決を図ることで、普段のビジネスの現場とは異なった刺激を得られます。

このゲームは、企業研修などでチームビルディングやコミュニケーション能力の向上に活用されています。参加者は自然の中で協力し、困難な課題に挑戦することで、チームワークやリーダーシップのスキルを養うことができます。

コミュニケーション研修やチームビルディング研修など、目的に応じてさまざまなプログラムが用意されています。

フォレストアドベンチャー・エクスプローラー

企業研修でゲームを行う際の流れ

企業研修でゲームを行う際の流れを5つ紹介します。

  • ゲームを決定する
  • ゲームの目的を共有する
  • ゲームのルールを説明する
  • ゲームを実施する
  • フィードバックを行う

下記では、それぞれの流れについて解説します。

ゲームを決定する

まずは何のゲームをするか決定しましょう。参加者の人数や、ゲームする場所、時間的制約などを考慮しながら、実施するゲームを選択します。参加者同士の距離感や、性格なども視野に入れてゲームを決定できるとベストです。

ゲームの目的を共有する

ゲームを始める前に、ゲームの目的を参加者全員で共有しましょう。初対面ならアイスブレイクを目的にゲームを行いましょう。すでに信頼関係ができているのなら、チームビルディングの強化の一環としてゲームを行いましょう。

参加者全員でゲームの目的を共有することで、参加者全体で共通理解が進み、同じ目標に向かって努力できます。

ゲームのルールを説明する

ゲームの目的を共有したら、次はゲームのルールを説明しましょう。ゲームのルールを説明する際は、分かりやすく簡潔に説明することが重要です。複雑なゲームの場合、参加者が混乱しないように、ルールの順番や流れを明確に伝えるために、一度模擬ゲームをしてみることもおすすめです。

ゲームを実施する

ゲームのルールを共有できたら、ゲームを実施しましょう。ゲーム中には、ゲームの目的を意識しながら楽しんでプレイしましょう。

フィードバックを行う

ゲームが終了したら、フィードバックを行いましょう。このときのフィードバックはゲームの内容に関するものではなく、最初に決定したゲームの目的が果たせているのかを軸に振り返ります。

ゲームが思うようにうまくいかず、アイスブレイクができなかったのなら、なぜアイスブレイクができなかったのか原因を突き止めましょう。次回からは、ゲームのやり方を変更するなり、ゲーム自体を変更するなりして、目的を達成できるよう試行錯誤していきましょう。

まとめ

本記事では、企業研修で使えるゲームをオンライン用、室内用、屋外用に分けて紹介しました。ゲームはアイスブレイクやチームビルディングの強化として非常に有効です。ぜひ企業研修の序盤でゲームを取り入れて、円滑なコミュニケーションを図れるよう工夫していきましょう。

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