研修概要
はじめてプレゼンテーションを実施する方やもっと効果的なプレゼンテーションを実施したい方を対象に、プレゼンテーションに必要な知識と心構えを学び、相手を納得させるプレゼンテーションのシナリオ構成・具体的手法を身につける。対面やオンラインでのプレゼンテーションの企画から実施、実施後のフォローまでの一連の流れに必要な知識やスキルについて学ぶ。
研修カリキュラム例
項番 | 研修項目 | 内容 |
1 | プレゼンテーションの基礎知識 | プレゼンテーションとは / 実施形式の違いと流れ / 使用するツールの種類とツールによる情報伝達の効果 / プレゼンテーションソフトの種類とPowerPointの基本機能 |
2 | 必要な情報の収集とまとめ方のポイント | 目的を明確にすることの重要性 / 聞き手の目的と発表者の目的の違い / 聞き手の分析のポイント(属性・前提知識・内容への関心度・キーパーソン) / 情報収集の必要性とテクニック(インタビュー・アンケート調査・顕在ニーズと潜在ニーズ・インターネット・新聞・情報誌・ヒアリング・モニター調査・数値データ) / 情報の分析(聞き手のニーズと発表者の主張の反映・具体的なデータの持つ威力(表・グラフ・写真・動画) / 【ワーク】事例をもとに、情報収集と情報分析の進め方について考える |
3 | 論理的なストーリー展開のポイント | 主張を明確にすることの重要性 / 論理的なストーリー展開のポイント(空→雨→傘) / 解決策の検討方法(ブレインストーミング・バズセッション・KJ法・SWOT分析) / 訴求ポイントの絞り込み / 主張の一貫性 / プレゼンテーションの構成(序論・本論・結論) / ストーリー組み立ての注意点 / 本論の組み立て方法(全体から部分・時系列・空間的・地理的・因果関係・帰納法・PREP法) / 設計シートの作成と作成例 / 【ワーク】事例をもとに、プレゼンテーションの進め方について考える |
4 | 訴求力の高い資料作成のポイント | プレゼンテーション資料の役割 / プレゼンテーション資料の大原則(表紙・スライド見出し・統一感・視線の流れと情報の配置の関係・適切なフォントとフォントサイズ・内容と色の関係・適度な情報量) / 視覚に訴えることの重要性 / 視覚的な表現方法(箇条書き・表・グラフ・イラスト・写真・図解・色) / 箇条書き(項目の階層化・行頭記号の設定・) / 【ワーク】事例をもとにプレゼンテーション資料を修正する |
5 | 発表技術の磨き方とリハーサルのポイント | シナリオとは / シナリオの作成手順 / 伝え方のテクニック(経験・実績のPR・インパクトのあるデータ・質問・具体的なエピソード・笑いを誘う・時間の調整とクロージング) / 発表者のパーソナリティが当てる影響(笑顔・服装と身だしなみ・姿勢) / 聞き手を引きつける話し方(声の大きさ・口癖・言葉づかい・声のトーンとスピード・強調と間の取り方・熱意と自信) / 理解力と表現力(専門用語・肯定的な表現) / 効果的な視線の配り方(対面形式・オンライン形式) / リハーサル(リハーサルの必要性・時期・種類・実施方法) / チェックシートと評価項目 / 【ワーク】事例をもとに、リハーサルを評価する |
6 | 説得力のあるプレゼンテーション実施のポイント | 配布資料の事前準備 / 配布資料作成時の注意点(誤字脱字の確認・著作権の明記・情報の抜粋・ページ番号の挿入・印刷レイアウトの工夫・テストページの印刷・その他の配布物の準備) / 実施環境の事前確認※対面(会場・使用ツール・机や椅子・照明・配線・備品・会場外の設備・緊急対応) / 実施環境の事前確認※オンライン(カメラの設定・背景や照明の準備) / 発表の手順(あいさつ・自己紹介・予定時間・注意事項・配布物の確認・プレゼンテーションの開始 / 聞き手の反応(うなすく・目を合わせる・モノをいじる・体をもじもじさせる・遠くを見る・首をかしげる) / 質疑応答 / 時間管理 / 発表の終了 / フォロー(振り返り・アンケート) / 【ワーク】事例をもとに、プレゼンテーションの問題点を考える |
7 | プレゼンテーションの実践演習 | 【ワーク】趣味の奥深さ・楽しさを伝える / 【ワーク】自分のセールスポイントを伝える / 【ワーク】環境への取り組みをアピールする / 【ワーク】サービスのセールスポイントを伝える |